平成13年 12月発行寺報より
みずからの行いを正しく修める修行でもあります。
そもそものはじまりは、奈良時代の聖武天皇の頃一年のいろいろな過ちを悔い、それを修正する行事で住職だけが勤める行事でしたが、だんだんと大勢の檀信徒が参拝され、先祖供養もかねて、参加されるようになったのです。
修正とは正しきを修めると書くように、まちがいや不足を正し、ゆがんだものをなおすことであり、過ちを悔いることは自分自身を振り返って反省することになります。それがやがて心をあらたにする意味合いをこめて年頭の行事になったようです。
お寺で最初に修行される行事です。ものごとはすべてはじまりが大事だとよく言われますが、修正会は一年をひらく意味でとても大切な行事です。
「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。
お寺で最初に行われる行事に参加して、ご先祖のお墓まいりもいたしましょう。
年のはじめにあたり、幸せを祈念する修正会が檀信徒の皆さまにしあわせを広げていく契機となる法要にしたいものです。
合掌
住職 秋田 弘文