曹洞宗・安全寺

安全寺寺報より

平成14年 12月発行寺報より

「ちょっといい話」

先日母にある檀家さんから届いた手紙です。
「殊の外厳しかった暑さも峠を越したように思います。先生には毎日毎日ご心痛の日々をお過ごしと存じます。私は方丈さまが倒れられたことを聞き、悲しくて辛くて電話も出来ないでおりました。只々方丈さまをご案じ申し上げている気持ちだけ通じればと祈りながらお便りしました。在家と違って、お寺の用の他にもご用が多いでしょうが頑張りすぎず又、今以上に細くならないように健康に御留意なさって下さいませ。若方丈さま・お嬢様方と力を合わせ、このときを乗り越えて下さい。一日も早い朗報を信じて居ります。私も辛いのでお返事の心配なさらないで下さい。」

この手紙と一緒に本堂には長野の善光寺さんの祈祷札・妹の勤め先のシスターからいただいた「たくさんたくさん神様に祈っています」というカードが供えてあります。
これではうちの寺のご本尊様の立場がないじゃないのと言いましたら母は「お釈迦さまは心が広いから許してくれるの」と言って自分でいただいた栄養ドリンク剤までをお供えしています。

ご心配ありがとうございます。母に色々迷惑かけた分私が家族の支えになって行こうと思います。

副住職記 副住職 秋田 文範

謹啓
平生お世話になっております。
『安全寺寺報(7月発行)を拝受いたしました。そこで御書院及び庫裏の建て替え工事を進めてこられたことを知りました。更に、その工事が実現される蔭には、御祖母様が安全寺を護ることを御使命として一生を貫かれましたこと、そしてその御遺志を前方丈様が御継承されて、安全寺の土台を鞏固なものにしようとなさった御努力の半ばにして逝かれましたことを拝読いたしまして、ただただ頭が下がるばかりでございます。
ひるがえって考えますと、わたくしどもは、安全寺に御縁をいただきました。感謝の念から、ささやかですが、寄附をお認めくださるように、お願い申し上げます。 謹白
平成17年4月26日
大蔵山安全寺 秋田文範様